2014年09月15日

セデーション実施率その2 2014年9月15日

今日の体調 怠い 少しふらつく 背部が少し痛む


セデーション実施率に関する資料は極めて少ない。
「苦痛緩和のための鎮静に関するガイドライン」にデータがあったので紹介する。


苦痛緩和のための鎮静に関するガイドライン(2010年版)
http://www.jspm.ne.jp/guidelines/sedation/2010/index.php

http://www.jspm.ne.jp/guidelines/sedation/2010/chapter06/06_01_01.php
より抜粋

6章 文献的検討の要約
1 医学的検討
1 頻度
1. 鎮静方法の選択
 鎮静の施行頻度を調べた多施設の前向き研究は存在しない。表4に報告されている鎮静の施行率を示す(Cameron 2004;Chiu 2001;Fainsinger 1991, 1998a, 2000a, 2000b;池永 1995;Kohara 2005;近藤 2002;Morita 1996d;Stone 1997b;Ventafridda 1990)。
深い持続的鎮静の頻度は,6.7%から68%まで大きな差がある。これらの研究における累積患者数から計算した深い持続的鎮静の施行率は28%(520/1,841例),および,各報告の鎮静率の中央値は21%であった。

 イタリアの13の在宅ホスピスにおける研究では,深い持続的鎮静の施行率は0〜60%(中央値=36%)であった(Peruselli 1999)。

わが国の緩和ケア病棟81施設を対象とした調査では,身体的苦痛に対する深い持続的鎮静の施行率は,33施設(41%)で10%未満,43施設(53%)で10〜50%,5施設(6.2%)で50%以上であった(Morita 2004a)。

わが国のがん治療病棟と緩和ケア病棟の看護師を対象とした調査では,深い持続的鎮静を必要とした患者の累積割合は31%(3万5,214/11万1,990例)であった(Morita 2004b)。
 以上から判断して,深い持続的鎮静の施行頻度は,全患者の20〜35%と見積もられる。

 なお,わが国の緩和ケア病棟の医師105名における深い持続的鎮静の頻度と影響要因についての質問紙調査がある(Morita 2004a)。
その結果によると,身体的苦痛に対する深い持続的鎮静の施行頻度は,10%以下が41%,10〜50%が53%,50%以上が6.2%であった。
また,心理実存的苦痛に対する深い持続的鎮静の頻度は,0%が64%,0.5〜5%が32%,10%以上が3.6%であった。

深い持続的鎮静は,@はっきりとした意識が良い死には必要であるとは考えていない,A鎮静はしばしば生命予後を短縮させるとは考えていない,Bがん・緩和ケアの専門看護師とともに働いている,C治療を実際に試さずとも緩和困難として判断する,D間欠的鎮静よりも持続的鎮静を第一に行う,Eフェノバルビタールをよく使用する,と回答した医師ほど施行頻度が高かった。

以下詳細は引用ガイドライン参照されたし。

6章 文献的検討の要約
1 医学的検討

1 頻度
http://www.jspm.ne.jp/guidelines/sedation/2010/chapter06/06_01_01.php

2 対象症状
http://www.jspm.ne.jp/guidelines/sedation/2010/chapter06/06_01_02.php

3 鎮静期間
http://www.jspm.ne.jp/guidelines/sedation/2010/chapter06/06_01_03.php

4 使用薬剤
http://www.jspm.ne.jp/guidelines/sedation/2010/chapter06/06_01_04.php

5 意思決定過程
http://www.jspm.ne.jp/guidelines/sedation/2010/chapter06/06_01_05.php

6 効果・有害事象
http://www.jspm.ne.jp/guidelines/sedation/2010/chapter06/06_01_06.php

以下略

(雑感)
鎮静の主要な対象症状は,せん妄,呼吸困難,疼痛である。(2 対象症状より)
終末期肺がん患者の70%が呼吸困難となっている。終末期がん全般では深い持続的鎮静の施行率は20〜35%と見積もられているが、終末期肺がん患者の場合は呼吸困難度合いが他のがんより高いので、鎮静施行率はもっと高いと思われる。

DSC04822.JPG

https://www.youtube.com/watch?v=Yng0n_-_UV0

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posted by SR400 at 13:11| Comment(0) | 終末期医療(ターミナルケア) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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