2015年01月04日

小細胞肺がん:抗がん剤とクレスチン併用療法文献 2015年1月4日

クレスチン自体が古く1980年頃に認可されたこともあり、ウェブでの文献が極めて少ない。
とりあえず近年の文献2件を見つけたのでアップする。

**********************************************************************************

Japanese Journal of Lung Cancer 46(5), 644, 2006-11-05 [Table of Contents]
The Japan Lung Cancer Society
P .473 小 細 胞 肺癌 にお け る抗癌剤治療 時の ク レス チン併用 に よ る ス トレス 抑制効果の 検討

東邦大学 医療センター、佐倉病 院内科、外科

(目的)唾液腺に存在 し自律神経の 刺激 に よ っ て 放 出さ れ る クロ モ グ ラ ニ ン A は ,現在精神 的ス トレ ス を測 る 有用 なマ ーカ ーと して 利用 され て い る ,一方免疫療法剤で ある ク レ ス チン は,体の 免疫状態を活性化 し病気に対する抵抗性 を増 し,小細胞肺癌に対する有効性が認 め られ てい る.今回我 々 は,ク レス チ ン投与に よ っ て,化学療法時にお け る ス トレ ス や 副作用の 軽減が 得 られ る か を検討 した.(対象 ・方法)抗癌剤 を開始する 小細胞肺癌患 者を対象に ク レ ス チ ン 投 与 群 ,非投 与群 を封筒法 に よ り群別 し,抗癌剤投与前 (dayl)に対 して day5,8,15 の 唾液中クロ モ グラ ニ ン A 量お よ び 白血球数 を検討 した.(結果)クロ モ グラニ ン A 量 に お い て は ,全体 と して は有意差を認め なかっ た が,個々 の 検討 で は ク レ ス チ ン 投 与群 におい て ク ロ モ グ ラニ ン 値の 上昇が抑 え られ る傾 向にあ っ た .また Day15に お け る白血球の 減少は,ク レ ス チ ン投与群 におい て有意 に抑 え られ ,G−CSF の 投与 もク レ ス チ ン群 で 有意に少なかっ た .(考察)小細胞肺癌の 化学療法時に ク レ ス チ ン を併用する こ とに よ り,ス トレ ス の軽減が 得 られ る可 能性が 考え られ た.今後さ らに症 例 数 を増や し,免疫パ ラメ ータを含め
た更 な る検討 を行 う予定で あ る。

http://ci.nii.ac.jp/naid/110006289997/en

**********************************************************************************

第53回日本肺癌学会総会 2012年11月開催
O-159.進展型小細胞肺癌におけるシスプラチン+イリノテカン+PSK併用療法の多施設共同臨床試験
三輪 敏郎1・菓子井達彦1・林  龍二2・木下 一郎3・大泉 聡史4・中川  研5・長瀬 清亮6・明石 雄策7・高田  實8・岩本 康男9・坪井 正博10
富山大学附属病院 臨床腫瘍部1;富山大学附属病院 第1内科2;北海道大学病院 腫瘍内科3;北海道大学病院 第1内科4;金沢医科大学 呼吸器内科5;東京医科大学 呼吸器外科6;近畿大学医学部奈良病院 腫瘍内科7;近畿大学医学部堺病院 腫瘍内科(現 医療法人西村会 向陽病院)8;広島市民病院 腫瘍内科9;横浜市立大学 呼吸器病センター10
【背景】PSK(polysaccharide-K,クレスチン)はカワラタケの菌糸体より得られる蛋白質結合多糖体で免疫系の活性化により抗悪性腫瘍効果を表す.その効能・効果として小細胞肺癌(SCLC)に対する化学療法との併用による奏効期間の延長が認められているが,シスプラチンを含む化学療法との併用による効果の検討は少ない.【目的】進展型(ED)SCLCにおけるシスプラチン/イリノテカンとPSK併用療法の効果および安全性を検討する.【対象】75歳未満,PS0-1,評価可能病変および十分な臓器機能を有し,インフォームド・コンセントが得られたED-SCLC症例.【方法】シスプラチン60mg/m2(day1)とイリノテカン60mg/m2(day1,8,15)は4週毎に4-6サイクル,PSKは1日3gを連日投与する.化学療法終了後もPSKの投与を継続し,増悪後の2次治療にも併用する.【結果】2008年1月から2010年7月までに17例が登録され,14例で効果が評価可能であった.奏効率は83%,1年生存率66.5%,2年生存率は33.2%であった.主な毒性は下痢,骨髄抑制で,PSK併用による特有な毒性は認められなかった.【結論】シスプラチン/イリノテカンとPSK併用療法は,ED-SCLCにおいて認容性にすぐれた有用な治療法となる可能性がある.
http://www.haigan.gr.jp/journal/am/2012a/12a_gol33000O-159.html

**********************************************************************************

ブログランキングに登録してるんで、↓クリックお願い。よろしくm(._.)mどうぞ。


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村

小細胞肺がん 進展型 肺がん患者 余命日記


posted by SR400 at 17:46| Comment(2) | 抗ガン剤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
年始のご挨拶が、遅くなりましてすみません。
恐縮ですが、実は前々から家族旅行を計画してまして、
アンコールワットで初日の出を拝んでおりまして、
今日帰国して、今ブログを拝見した所なのです。
関空からの帰り際に、玉造教会の壁画を拝見させて戴こうと思っていたのですが、
残念ながら耐震工事の為に現在は見れませんでした。
またの機会に是非お伺いしたいと思っております。
一層寒くなりますので、お大事にされて下さい。
今年も宜しくお願い致します。
Posted by 愛媛県民 at 2015年01月04日 21:07
ご丁寧なご挨拶どうもです。
こちらこそ本年もよろしくです。
アンコールワットで初日の出とは、さぞかし荘厳な景色でしょうね。
小生は感染が怖くて自宅安静の正月でした。
玉造教会はちょうど工事とは、残念でしたね。
今年一年が愛媛県民さんご一家にとって良い年になりますように。
Posted by SR at 2015年01月04日 21:34
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。