2015年02月13日

最近のクレスチン併用療法文献 2015年2月13日

最近のクレスチン併用療法文献

アップしていたつもりだったんだけど、しそびれていたようなのでアップします。ダブっていたら堪忍。

クレスチン商品の説明は、
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/411638542.html
を参照下さい。

以下、邦文資料二件

【その1】

Japanese Journal of Lung Cancer 46(5), 644, 2006-11-05 [Table of Contents]
The Japan Lung Cancer Society
P .473 小 細 胞 肺癌 にお け る抗癌剤治療 時の ク レス チン併用 に よ る ス トレス 抑制効果の 検討

東邦大学 医療センター、佐倉病 院内科、外科

(目的)唾液腺に存在 し自律神経の 刺激 に よ っ て 放 出さ れ る クロ モ グ ラ ニ ン A は ,現在精神 的ス トレ ス を測 る 有用 なマ ーカ ーと して 利用 され て い る ,一方免疫療法剤で ある ク レ ス チン は,体の 免疫状態を活性化 し病気に対する抵抗性 を増 し,小細胞肺癌に対する有効性が認 め られ てい る.今回我 々 は,ク レス チ ン投与に よ っ て,化学療法時にお け る ス トレ ス や 副作用の 軽減が 得 られ る か を検討 した.(対象 ・方法)抗癌剤 を開始する 小細胞肺癌患 者を対象に ク レ ス チ ン 投 与 群 ,非投 与群 を封筒法 に よ り群別 し,抗癌剤投与前 (dayl)に対 して day5,8,15 の 唾液中クロ モ グラ ニ ン A 量お よ び 白血球数 を検討 した.(結果)クロ モ グラニ ン A 量 に お い て は ,全体 と して は有意差を認め なかっ た が,個々 の 検討 で は ク レ ス チ ン 投 与群 におい て ク ロ モ グ ラニ ン 値の 上昇が抑 え られ る傾 向にあ っ た .また Day15に お け る白血球の 減少は,ク レ ス チ ン投与群 におい て有意 に抑 え られ ,G?CSF の 投与 もク レ ス チ ン群 で 有意に少なかっ た .(考察)小細胞肺癌の 化学療法時に ク レ ス チ ン を併用する こ とに よ り,ス トレ ス の軽減が 得 られ る可 能性が 考え られ た.今後さ らに症 例 数 を増や し,免疫パ ラメ ータを含め
た更 な る検討 を行 う予定で あ る。

http://ci.nii.ac.jp/naid/110006289997/en




【その2】

第53回日本肺癌学会総会 2012年11月開催

O-159.進展型小細胞肺癌におけるシスプラチン+イリノテカン+PSK併用療法の多施設共同臨床試験
三輪 敏郎1・菓子井達彦1・林  龍二2・木下 一郎3・大泉 聡史4・中川  研5・長瀬 清亮6・明石 雄策7・高田  實8・岩本 康男9・坪井 正博10
富山大学附属病院 臨床腫瘍部1;富山大学附属病院 第1内科2;北海道大学病院 腫瘍内科3;北海道大学病院 第1内科4;金沢医科大学 呼吸器内科5;東京医科大学 呼吸器外科6;近畿大学医学部奈良病院 腫瘍内科7;近畿大学医学部堺病院 腫瘍内科(現 医療法人西村会 向陽病院)8;広島市民病院 腫瘍内科9;横浜市立大学 呼吸器病センター10
【背景】PSK(polysaccharide-K,クレスチン)はカワラタケの菌糸体より得られる蛋白質結合多糖体で免疫系の活性化により抗悪性腫瘍効果を表す.その効能・効果として小細胞肺癌(SCLC)に対する化学療法との併用による奏効期間の延長が認められているが,シスプラチンを含む化学療法との併用による効果の検討は少ない.【目的】進展型(ED)SCLCにおけるシスプラチン/イリノテカンとPSK併用療法の効果および安全性を検討する.【対象】75歳未満,PS0-1,評価可能病変および十分な臓器機能を有し,インフォームド・コンセントが得られたED-SCLC症例.【方法】シスプラチン60mg/m2(day1)とイリノテカン60mg/m2(day1,8,15)は4週毎に4-6サイクル,PSKは1日3gを連日投与する.化学療法終了後もPSKの投与を継続し,増悪後の2次治療にも併用する.【結果】2008年1月から2010年7月までに17例が登録され,14例で効果が評価可能であった.奏効率は83%,1年生存率66.5%,2年生存率は33.2%であった.主な毒性は下痢,骨髄抑制で,PSK併用による特有な毒性は認められなかった.【結論】シスプラチン/イリノテカンとPSK併用療法は,ED-SCLCにおいて認容性にすぐれた有用な治療法となる可能性がある.
http://www.haigan.gr.jp/journal/am/2012a/12a_gol33000O-159.html


【コメント】
クレスチンは古くからある薬なので、最近の資料があまりない。免疫力アップという商品は数々あるけど、どれもエビデンスに欠ける。クレスチンはデータに基づいた健康保健適応承認薬なので、胡散臭い(失礼)高価な商品よりは信頼できるかなと思う次第だ。


免疫力アップなんていう効能だと医療従事者からは拒否られそうだ。医療センターでも即座に処方は断られたんで、別の病院で処方してもらっている。

ちなみに効果は出ていると思う(骨髄抑制緩和効果)。
鰯の頭も信心から・・・(ヲイ)


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posted by SR400 at 20:13| Comment(0) | 抗ガン剤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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