2015年06月22日

脳転移 脳圧亢進 頭痛 緩和ケア 2015年6月22日

脳転移 脳圧亢進 頭痛 緩和ケア 2015年6月22日


http://www2.toshiseikatsu.net/hospice/oldfiles/oyakudati/1metastasisi.html
副腎皮質ホルモンの大量投入(デキサメタゾンを1日に16mg)で、脳浮腫や頭蓋内圧亢進による症状が劇的に治まる。
1日に4mgのデキサメタゾンを投与すると、ほとんどの患者で食欲が増し、気分がよくなる(ただし、全身衰弱には効果がない)。副作用を避けるためには、投与期間を慎重に検討する。
頭蓋内圧亢進に対し、アミトリプチリン(トリプタノール、ラントロン)25〜75mg眠前とフルフェナジン(フルメジン)1mgを午後6時に服用すると良好な結果が得られることがある(5)。


http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/pain-cancer.html
脳実質そのものは痛みを感じない。がんが脳に転移したときに最もみられる症状は、頭痛である。
脳転移による頭痛は、広い範囲に感じるびまん性の疼く痛みである。
朝起きた直後が最悪で、起床後は軽くなる。この頭痛は、NSAIDsで改善する。ステロイド性消炎鎮痛薬は、痛みと脳転移に伴う浮腫を弱める。これによって、脳脊髄液の圧(脳圧)が下がり、痛みを感じる組織に加わる牽引が和らげられる。
眠っていると、血中の二酸化炭素が増えて、脳血管が拡張し、脳血流の増加と脳圧の亢進が起こる。眠ると横になるので、脳質から脊髄の方向に入出する脳脊髄液の量が減って、脳圧が亢進する。起床後、脳圧が下がり、組織の牽引が弱まって痛みが軽くなる。


http://www.pm.med.osaka-u.ac.jp/edrug/pdf2/brainmetastasis.pdf
osaka-u.ac.jp.png


http://plaza.umin.ac.jp/sawamura/braintumors/meta/
原発巣や多臓器の状態が悪い患者さんの多発脳転移では,対症的治療として副腎皮質ステロイドやグリセロールを投与して脳浮腫を治療します,これは緩和ケア(緩和療法)です


http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/canceruptodate/utd/201310/533119.html#c01
脳浮腫による症状があれば、血管透過性を低下させるためにステロイド(投与量、投与スケジュールは下記参照)を開始する[67]。頭蓋内圧の低下や神経症状の改善は、早いと投与後数時間以内に認められ、治療開始から24時間から72時間経過すると効果が明確になることが多い[68]。ステロイドは糖質コルチコイド作用が重要であり、鉱質コルチコイド作用の少ないデカドロンが使用される。脳浮腫改善のメカニズムは、完全にはわかっていない。

1)ステロイドの投与量と投与スケジュール

・症状が強い場合、デキサメタゾン10mgを初期投与し、以降は4mgを1日4回、または8mgを1日2回投与する。

・ヘルニアを起こす可能性が低い際は、1mgまたは2mgを1日4回でもよい[69]。

・無症候性の場合は、デキサメタゾンは使用する必要はない[70]。

デキサメタゾンは1日4回投与で使用することが多いが、半減期を考えれば、1日2回投与も合理的である。ステロイドによる合併症を少しでも減らすために、なるべく少ない量で浮腫をコントロールすることを目指す。標準的な治療で開始しても、症状の改善がない時は100mg/日まで増量可能という記載もあるが、筆者は合併症を最小限に抑える観点から増量した経験はない[71]。症状が安定していれば、4日毎に50%ずつ減量していく。順調に減量し、中止できる症例がある一方で、減量中に症状が悪化してしまい長期間にわたってステロイドが必要になる症例もある。

2)ステロイドによる合併症

ステロイド使用による合併症は多く、なるべく少ない量で、なるべく短い投与期間になるように心がける。自覚症状のある合併症は、不眠、本態性振戦、吃逆がある。重要な合併症としては下記の3つがある。

(1)消化器疾患
プロトンポンプ阻害薬またはH2ブロッカーを積極的に処方するようにしている。

(2)ステロイドミオパチー

治療開始から9‐12週間経過した頃に、近位筋優位に筋力低下、筋肉量の低下が認められる。ミオパチーの治療は困難である。可能であればステロイドを中止する。中止すれば2‐3か月で改善する。中止が困難であればできる限り減量するが、継続している場合は回復までに中止した時よりも多くの時間がかかる。

(3)ニューモシスティス肺炎

免疫抑制患者において起こる日和見感染症で、生死にかかわる肺炎である。

固形腫瘍患者のニューモシスティス肺炎の疫学の報告はないが、筆者の施設では0.3%の症例でニューモシスティス肺炎がある。4週間以上ステロイド(プレドニゾン20mg/日以上)を継続する症例ではニューモシスティス肺炎の予防を下記のいずれかで行っている。

・スルファメトキサゾール400mg・トリメトプリム80mgを1日1回内服する。

・ペンタミジン300mgを生食5mLに溶解し、30分かけて吸入する。これを4週間毎に行う。


http://clinicalpath.jp/cnt09s/08.html
C. 治療

 転移性脳腫瘍の治療は脳腫瘍の症状改善だけでなく,原発腫瘍の治療,生命予後などを考慮してさまざまな角度から治療法を検討する必要がある。治療は薬物療法,放射線療法,外科療法の組み合わせで行う。外科療法は専門書にゆずる。治療に際し,次のようなことに留意する。@原発巣のコントロール,A他臓器転移の有無,B全身状態(performance status),C脳転移巣の部位と数,D患者の希望など。

1) 薬物療法
(1)コルチコステロイド
 コルチコステロイドは脳浮腫を軽減し,症状の改善にはきわめて即効性があり,臨床効果は6 〜24時間以内に出現し3 〜7 日以内に最大となる。抗炎症効果や抗浮腫作用が強いベタメタゾン(リンデロンR),デキサメタゾン(デカドロンR) を8 〜16mg/day 投与。放射線治療中にも併用する。減量は5日ごとに2 〜4mgと徐々に減量し,必要最少量を決める2)。

(2)浸透圧利尿薬
 頭蓋内圧亢進,脳浮腫を軽減し意識障害の改善に効果がある。乳酸アシドーシス,電解質異常などに注意する必要がある。

 電解質加高張グリセリン液(グリセオールR)を200〜300ml/1 回,1 日1 〜2 回投与。

 イソソルビド(イソバイドR):内服薬で70 〜 140ml/day,2〜3 回分服。

イソソルビド
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se21/se2139001.html


以下【五苓散】について
http://www.ebm.jp/topics/ch_med.html
五苓散は慢性硬膜下血腫の患者[8-10]や脳浮腫[11]を改善させる等、種々の報告はあるが、残念なことにランダム化比較試験の報告はまだない。しかし、五苓散の臨床応用は拡がりつつあり、脳領域の水分出入に関して期待できる漢方薬である。

http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se52/se5200048.html
効能
【ツムラ】
口渇、尿量減少するものの次の諸症。

浮腫、ネフローゼ、二日酔、急性胃腸カタル、下痢、悪心、嘔吐、めまい、胃内停水、頭痛、尿毒症、暑気あたり、糖尿病。

【クラシエ・他】
のどが渇いて、尿量が少なく、はき気、嘔吐、腹痛、頭痛、むくみなどのいずれかを伴う次の諸症。

水瀉性下痢、急性胃腸炎(しぶり腹のものには使用しないこと)、暑気あたり、頭痛、むくみ。

https://www.tsumura.co.jp/products/ippan/019/index_50.shtml
体力に関わらず使用でき、のどが渇いて尿量が少ないもので、めまい、はきけ、嘔吐、腹痛、頭痛、むくみなどのいずれかを伴う次の諸症:
水様性下痢、急性胃腸炎(しぶり腹注)のものには使用しないこと)、暑気あたり、頭痛、むくみ、二日酔

注)しぶり腹とは、残便感があり、くり返し腹痛を伴う便意を催すもののことである。



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posted by SR400 at 14:39| Comment(0) | 脳転移 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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