2015年02月11日

今後の小細胞肺がん用抗がん剤候補選定

今後の小細胞肺がん用抗がん剤候補選定

いまんとこ4thラインのアブラキサンが奏効しているが、いつ効かなくなるのか分からない。
そこで今後の抗がん剤候補について色々調べて来たんだけど、頭の整理に一覧表にしてみた。

↓の画像は小さすぎて見えないので、画像をクリックして出てきた画面の画像をもう一回クリック。
現れた画像を拡大クリック(+)すると原寸大ではっきり読めるようになります。

抗がん剤優劣 2015年2月10日.png

NCNNガイドライン 小細胞肺がん 2014年第2版
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/411436032.html

化学療法の原則 ページ右段 二次化学療法
に記載の抗がん剤を調べた結果を一覧表にしてみた。

表の右端に各抗がん剤の評価を○×△で示した。

小生の優先順位は、経口エトポシド、ゲムシタビン、ノギテカンの順番になった。
その他の抗がん剤は選外とした。

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小細胞肺がん 進展型 肺がん患者 余命日記


posted by SR400 at 20:59| Comment(0) | 抗ガン剤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月03日

テモゾロミド 2015年2月3日

テモゾロミド

アルキル化剤

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医薬品インタビューフォーム
テモダールR
カプセル 100mg:

1.効能又は効果
悪性神経膠腫

2.用法及び用量
1.初発の場合:
放射線照射との併用にて、通常、成人ではテモゾロミドとして 1 回 75mg/m2(体表面積)を 1 日 1 回連日42 日間、経口投与し、4 週間休薬する。
その後、本剤単独にて、テモゾロミドとして 1 回 150mg/m2を 1 日 1 回連日 5 日間、経口投与し、23 日間休薬する。この 28 日を 1 クールとし、次クールでは 1 回 200mg/m2に増量することができる。
2.再発の場合:
通常、成人ではテモゾロミドとして 1 回 150mg/m2(体表面積)を 1 日 1 回連日 5 日間、経口投与し、23日間休薬する。この 28 日を 1 クールとし、次クールで 1 回 200mg/m2に増量することができる。

3.臨床成績
1)単独経口投与での成績(国内臨床試験)
初回再発の退形成性星細胞腫患者を対象として、本剤単剤投与によるオープン試験を実施した。すべての患者は前治療に化学療法を受けていた。用いた用法・用量は 28 日を 1 クールとし、初回投与量として本剤 1 回 150mg/m2を 1 日 1 回 5 日間経口投与し、23 日間休薬とした。第 2 クール以降は用量調整基準に従い、本剤 1 回 150 又は 200mg/m2を 1 日 1 回 5 日間経口投与し、6 クール施行後に有効性を評価した。なお、治験薬投与前の予防的な制吐剤の使用は必須としたが、制吐剤の種類は限定しなかった。ただし、制吐目的のステロイド使用は不可とした。その結果、退形成性星細胞腫患者を対象とした海外臨床試験成績のうち、化学療法既治療群と比較した場合、国内臨床試験の奏効率(著効+有効)は 34%(9%+25%)であり、海外試験成績の 30%(6%+24%)とほぼ同等であった。

3)放射線との併用療法での成績(海外臨床試験)
初発の膠芽腫と診断された患者 573 名を対象に、放射線単独療法を対照群(n=286、RT 群)とし、本剤と局所放射線併用療法(n=287、RT+TMZ 群)による初発時の膠芽腫患者を対象とした第V相臨床試験を実施した。局所放射線療法は 1 日 1 回 2Gy 週 5 日間の 6 週間照射とした。放射線照射時は本剤 1 日 1回 75mg/m2を 6 週間連日経口投与し(最長 49 日)、放射線療法終了後 4 週間の休薬期間を設けた。その後、第 1 クールでは本剤 1 回 150mg/m2、第 2 クール以降は、100、150 又は 200mg/m2/日を 1 日 1 回 5 日間経口投与後、23 日間休薬の計 28 日を 1 クールとし、6 クール施行した。局所放射線療法との併用期間中はニューモシスチス肺炎に対する予防処置(ペンタミジンの吸入又はトリメトプリム・スルファメトキサゾール製剤の投与)を全例で実施し、リンパ球減少が認められた患者には、これが回復する(CTC Grade 1 以下)まで予防処置を継続することとした。なお、局所放射線との併用前には、5-HT3 受容体拮抗薬又はメトクロプラミドによる制吐予防療法が推奨された。また、本剤単独の投与中にも 5-HT3受容体拮抗薬による制吐予防療法が必要とされた。
その結果、本剤との併用群は放射線単独群に比べ、全生存期間(Overall Survival:OS)を有意に延長させた。中央値は本剤との併用群で 14.6 ヵ月、放射線単独群で 12.1 ヵ月であった(p<0.0001)。ハザード比は、放射線単独群に対して 1.59(95%信頼区間=1.33〜1.91)であり、2 年生存率は本剤との併用群で 26%、放射線単独群で 10%であった。また、無増悪生存(PFS)期間の中央値は本剤との併用群で 6.9 ヵ月、放射線単独群で 5.0 ヵ月であった(p<0.0001)。

【副作用】
国内の承認時までの臨床試験 38 例(単剤投与)において、副作用は 37 例(97%に認められた。主な副
作用は、リンパ球減少 16 例(42%)、好中球減少 16 例(42%)、便秘 16 例(42%)、白血球減少 13 例(34%)、
悪心 12 例(32%)、血小板減少 10 例(26%)、ALT(GPT)上昇 10 例(26%)であった。

重大な副作用
1)骨髄機能抑制(頻度不明注3)):汎血球減少、好中球減少、血小板減少、貧血、リンパ球減少、白血球
減少等

2)ニューモシスチス肺炎、感染症(10%未満):ニューモシスチス肺炎等の日和見感染や敗血症等、重篤
な感染症

3)間質性肺炎(頻度不明):
4)脳出血(10%未満):


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テモダール(テモゾロミド)の作用機序:抗がん剤
http://kusuri-jouhou.com/medi/cancer/temozolomide.html
アルキル化剤
脳の腫瘍である「悪性神経膠腫」に対して使用される薬がテモゾロミド(商品名:テモダール)です。経口投与によって抗がん作用を示します。

放射線治療を単独で行うよりも、テモゾロミド(商品名:テモダール)と放射線治療を組み合わせた方が生存率を有意に改善することが分かっています。ちなみに、テモゾロミド(商品名:テモダール)を単独で使用した場合、初回再発の悪性神経膠腫に対する腫瘍縮小効果は34%です。

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脳腫瘍 | がんプロ.com
http://www.gan-pro.com/public/cancer/brain.html
転移性脳腫瘍
●化学療法(抗がん剤の投与)は効果がありますか?
がんの種類により、化学療法の有効性が認められています。特に肺がん(特に小細胞がん)、乳がん、胚細胞性腫瘍 などの化学療法が効きやすい腫瘍による脳転移の場合は、原発巣同様、腫瘍が小さくなることが期待できます。

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抗がん剤治療と副作用のすべて
化学放射線療法
http://kouganzai.sub.jp/kagakuhoushasenryouhou/kagakuhoushasenryouhou.html
脳腫瘍
通常の抗がん剤で,この脳腫瘍を治療することは困難です。というのは,脳には脳を守るため,よけいな物質が入り込まないようにするための,血液脳関門が存在し,抗がん剤の侵入を妨げているからです。

ところが,日本で開発された,ニトロソウレア系アルキル化剤のラニムスチンやニムスチンは,この壁を通過することが可能であり,抗がん剤ではこの二つが第一選択薬となります。

最近では,テモゾロミドと放射線療法を併用した化学放射線療法と放射線単独を比較した場合,テモゾロミド併用の化学放射線療法の方が明らかに生存率が高いと報告され,2010年承認されています。

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感想

脳転移した場合は使ってみたい抗がん剤です。

後日追記
テモゾロミドは適応が悪性神経膠腫(グリオーマ)に限定されている?
ラニムスチンも転移性脳腫瘍には適応外??
ニムスチンは転移性脳腫瘍に適応???

なんだかよく分からないのだ


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posted by SR400 at 18:28| Comment(0) | 抗ガン剤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ビノレルビン 2015年2月3日

ブログアップし忘れていたみたいなので、アップします。

ビノレルビン
微小管重合阻害薬
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医 薬 品 イ ン タ ビ ュ ー フ ォ ー ム
2012年7月(改訂第2版)
10mg:1バイアル 1mL 中 ビノレルビン酒石酸塩 13.85mg 含有 (ビノレルビンとして 10mg)
40mg:1バイアル 4mL 中 ビノレルビン酒石酸塩 55.4mg 含有 (ビノレルビンとして 40mg)

効能又は効果
非小細胞肺癌、手術不能又は再発乳癌

用法及び用量
非小細胞肺癌の場合
通常、成人にはビノレルビンとして 1 回 20〜25mg/m2を 1 週間間隔で静脈内に緩徐に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、1 回最高用量は 25mg/m2とする。
手術不能又は再発乳癌の場合
通常、成人にはビノレルビンとして 1 回 25mg/m2を 1 週間間隔で 2 週連続投与し、3週目は休薬する。なお、年齢、症状により適宜減量する。


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役に立つ薬の情報〜専門薬学 | 薬・薬学・専門薬学・薬理学など
ナベルビン(ビノレルビン)の作用機序:抗がん剤
http://kusuri-jouhou.com/medi/cancer/vinorelbine.html

微小管重合阻害薬

非小細胞肺がんや乳がんなどに対して使用される薬であり、非小細胞肺がんに対して単独で使用した時の奏効率(がん細胞が縮小したり、消えたりする割合)は30.6%であったことが分かっています。他の抗がん剤(シスプラチン、マイトマイシンC)と併用した時の奏効率は58.6%です。

なお、主な副作用としては、骨髄抑制(白血球減少、好中球減少、血色素量低下、赤血球減少、血小板減少)、食欲不振、全身けん怠感、脱毛、発熱、嘔吐、静脈炎、口内炎、便秘、下痢、知覚異常・腱反射減弱などが知られています。

このような特徴により、細胞毒性によってがん細胞の細胞分裂を阻害し、抗がん作用を示す薬がビノレルビン(商品名:ナベルビン)です。


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A phase II trial of intravenous vinorelbine in previously untreated patients with extensive small cell lung cancer, a Southwest Oncology Group study.
未治療小細胞肺がん進展型患者への静注ビノレルビン投与の第二相治験:サウスウェストオンコロジーグループ


http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9220295
Invest New Drugs. 1997;15(2):153-6.
University of Washington, Seattle, USA.

Abstract
Twenty-two eligible patients with previously untreated extensive small cell lung cancer received intravenous vinorelbine 30 mg/M2 each week until progression. Response was assessed every 4 weeks by chest x-ray or every 8 weeks by CT scan. All responses had to be "confirmed" at all involved sites at least 4 weeks later. Fourteen patients were male and 8 were female with a median age of 64.5 years (range 38-76). Fifteen patients were Caucasian and 7 were African-American. One patient had a "confirmed" partial response, 3 had unconfirmed responses, 13 had stable or progressive disease, and 5 did not have adequate data. The median progression-free survival was 3 months with a median overall survival of 8 months. Thirteen patients experienced 22 episodes of grade 3 toxicity, more than half due to leukopenia and neutropenia, and 1 due to paresthesias. Of 4 episodes of grade 4 toxicity, 1 was due to leukopenia and 3 were due to hyponatremia which was not due to vinorelbine. Significant thrombocytopenia did not occur. The activity of single agent vinorelbine in untreated small cell lung cancer was disappointing when analyzed by Southwest Oncology Group (SWOG) criteria. The median survival in this trial was similar to that found in other SWOG trials using cisplatin based front line therapy and thus confirms previously reported findings that initial treatment with a phase II agent followed by a cisplatin based regimen at progression does not adversely affect overall survival in this population of patients.


要旨
未治療小細胞肺がん進展型適格患者22人に対して増悪するまで毎週30mg/m2のビノレルビンを静注投与した。奏効性は4週間毎の胸部レントゲンと8週間毎のCTにて評価した。
すべてのケースにおいて少なくとも4週間後には奏効性が判定された。患者の内男性は14人、女性は8人、平均年齢は64.5才、白人系は15人、黒人系は7人であった。

一人の患者が確定的な部分奏効であり、3人は不確定な部分奏効、13人が普遍または増悪、5人が評価不能だった。
平均無憎悪期間は3ヶ月、全生存期間は8ヶ月だった。

13人の患者がグレード3の毒性を示し、半数以上は白血球減少と好中球減少、一人が知覚異常であった。4人の患者がグレード4の毒性を呈し、内一人は白血球減少、3人はビノレルビンとは関連性のない低ナトリウム血症であった。重大な血小板減少は無かった。以上のように今回未治療小細胞肺がん進展型患者へのビノレルビン単剤投与は良い結果を得ることは出来なかった。

以降の文章はよく分からなかった。どうも今回の平均生存期間がビノレルビン投与の後シスプラチン系治療を行った場合の平均生存期間と変わらないとかなんとか言っているようだ。


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【感想】
ドセタキセルと同じく一件しかヒットしなかった。しかも成績が宜しくない。

しかしunconfirmed responseとはなんやろ? 灰色奏効?
あとstable と progressiveを一緒にするのは止めて欲しい。
stableは不変なので増悪とは違う。

引き続き調査は行うので新しい情報が入手できれば追記したい。


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小細胞肺がん 進展型 肺がん患者 余命日記

posted by SR400 at 16:12| Comment(0) | 抗ガン剤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月06日

ドセタキセル 2014年12月30日

ドセタキセル

微小管脱重合阻害薬

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医薬品インタビューフォーム

タキソテール点滴静注

製造販売:サノフィ株式会社
一般名 ドセタキセル水和物

効能又は効果
乳癌 非小細胞肺癌 胃癌 頭頸部癌 他

用法及び用量
通常、成人に 1 日 1 回、ドセタキセルとして 60mg/m2(体表面積)を1時間以上かけて 3〜4週間間隔で点滴静注する。なお、患者の状態により適宜増減すること。ただし、1回最高用量は 75mg/m2とする。

臨床成績
非小細胞肺癌
奏効率(%) 21.3

薬理作用
チューブリン重合促進及び微小管脱重合阻害作用

副作用 
白血球、好中球減少大
参照サイト↓
http://www.jshp.or.jp/cont/11/0725-2-3.pdf


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Evaluation of docetaxel in previously untreated extensive-stage small cell lung cancer: a Southwest Oncology Group phase II trial.
(PMID:10439170)
未治療の進展型小細胞肺がんへのドセタキセルの投与
サウスウェスト腫瘍グループ 第二相治験

http://europepmc.org/abstract/med/10439170

Hesketh PJ, Crowley JJ, Burris HA 3rd, Williamson SK, Balcerzak SP, Peereboom D, Goodwin JW, Gross HM, Moore DF Jr, Livingston RB, Gandara DR
St. Elizabeth's Medical Center, Boston, Massachusetts, USA.
The Cancer Journal From Scientific American [1999, 5(4):237-241]
Type: Clinical Trial, Clinical Trial, Phase II, Journal Article, Multicenter Study, Research Support, U.S. Gov't, P.H.S.

Abstract
要約
PURPOSE: This phase II multi-institutional trial of the Southwest Oncology Group was designed to evaluate the efficacy and toxicity of docetaxel in chemotherapy-naive patients with extensive-stage small cell lung cancer.

目的
サウスウェスト腫瘍グループ(多施設)による未治療進展型小細胞肺がん患者へのドセタキセルの効果と毒性に関する第二相治験

PATIENTS AND METHODS: Forty-seven patients with extensive-stage small cell lung cancer were entered onto the study. Treatment consisted of docetaxel, 100 mg/m2, as a 1-hour intravenous infusion repeated every 21 days, with protocol-specified dose reductions for toxicity.

患者と方法
47人の治験患者が登録された。ドセタキセル投与方法:、100 mg/m2を1時間かけて静注。間隔は21日間毎。
毒性に応じて減量した。


RESULTS: Forty-three patients were eligible. A total of 158 cycles of docetaxel were administered (median, three cycles; range, one to nine). Ten patients (23%) (95% confidence interval, 12% to 39%) achieved partial responses. The median progression-free and overall survivals were 3 and 9 months, respectively. Therapy was generally well tolerated. Grade 4 neutropenia occurred in 58% of patients. Febrile neutropenia developed in five patients (12%), and infection was documented in 14% of patients. There was one treatment-related death caused by pneumonia in a patient who had developed bilateral pneumothoraces. Other toxicities (grade 3/4) included malaise, fatigue, and lethargy (21%); nausea (19%); stomatitis (14%); edema (9%); and sensory neuropathy (9%).

結果
43人の患者が評価可能だった。総サイクル数は158サイクル、一人当たり平均3サイクル(1〜9サイクル)投入した。10人の患者(23%)が部分奏効だった。平均無憎悪期間は3ヶ月、全生存期間は9ヶ月だった。治療は許容範囲であった。グレード4の好中球減少が58%の患者に認められた。好中球減少性発熱は12%の患者に、感染症は14%の患者に認められた。一件の治療関連死(気胸性肺炎)があった。その他の毒性(グレード3〜4)は、倦怠疲労感、嗜眠が21%、吐き気が19%、口内炎が19%、むくみが9%、末梢神経障害が9%だった。

DISCUSSION: Docetaxel, at a dose of 100 mg/m2, is an active agent in the treatment of small cell lung cancer. Reversible neutropenia is the most common toxicity associated with this treatment. The overall survival (9 months) with this agent is comparable to that reported with other new chemotherapeutic agents in small cell lung cancer and warrants additional evaluation of docetaxel in combination therapy.

考察
ドセタキセル100 mg/m2は小細胞肺がんに対して効果があった。代表的毒性としては可逆性好中球減少が挙げられる。全生存期間は9ヶ月であり、他の新しい抗がん剤治療に匹敵するもので、他の療法と複合しての評価も望まれる。



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New agents in the treatment of small cell lung cancer.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9438696
Chest. 1998 Jan;113(1 Suppl):86S-91S.
University of Pittsburgh Cancer Institute and the University of Pittsburgh School of Medicine, USA.

Abstract
The treatment of small cell lung cancer (SCLC) has evolved significantly over the past 3 decades. Single-agent and combination chemotherapies given with radiotherapy have greatly improved response rates and median survival. Combination regimens such as cisplatin/etoposide, carboplatin/etoposide, ifosfamide/carboplatin/etoposide, cyclophosphamide/doxorubicin/vincristine, and etoposide/ifosfamide/cisplatin have all achieved good response rates. Improving long-term survival, however, has remained problematic. Treatment with biological response modifiers (interferons alpha and gamma) has not shown promise in this setting. New agents showing good preliminary single-agent activity in untreated SCLC include paclitaxel, vinorelbine, gemcitabine, topotecan, and teniposide. Results obtained with single-agent docetaxel and CPT-11 are thus far inconclusive. Studies evaluating response and survival rates of these new agents in combination with agents of known activity are underway.

↓凄く手抜きですが

ドセタキセル単剤のSCLCへの効果は甚だ不確定である。


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【所感】
かなり検索したのだが小細胞肺がんへのドセタキセル単剤治験は一件しか見つけることが出来なかった。検索が下手なのかも知れない。
未治療の進展型小細胞肺がんへの部分奏効率23%、完全奏効率は0%。ん〜未治療にしては低い値だ。好中球減少もかなりなものだ。優先順序としてはノギテカン、経口エトポシド、ゲムシタビンの後やね。
生きてたらの話やけど

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小細胞肺がん 進展型 肺がん患者 余命日記
posted by SR400 at 15:23| Comment(3) | 抗ガン剤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月05日

早すぎる死 2015年1月5日1

10時起床
体調 怠い

食事 おかゆ雑炊、野菜
メシマ1包、青汁1包、亜鉛1カプセル、ヘム鉄2カプセル、VC3カプセル

ヨハネによる福音書を聞きながら雑用&仮眠

13時半 餃子二個、コーヒー
メシマ1包、MgO1錠、ヘム鉄2カプセル、VC3カプセル

yukiさんのイタリア旅行 2014年12月12日〜19日
拝見
http://blog.goo.ne.jp/italy201412
http://blog.goo.ne.jp/20121121kokuti

ヨハネによる福音書を聞きながら雑用

今日はここまで胸の痛みはない。
なかなか微妙なところなんかも知れない。

dellノートPCのメンテ
ギターを弾きながらVBのバージョンアップ、その他色々

18時 夕食
弁当の残り、野菜、餃子
メシマ1包、ヘム鉄2カプセル、VC3カプセル

作業と食事で疲れてしまったので、ダウンなのだ

ダウンしながら文献検索


ゴミ収集車にひかれ小1男児死亡 高知
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150105/k10014457071000.html

高知市内で正月明け早々の痛ましい事故です。
まだ6才ですよ。

正月中も事件や事故、遭難が相次ぎました。

早すぎる死は痛ましいかぎりです。

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メモ
今後の単剤抗がん剤候補
・ノギテカン△○ トポイソメラーゼT型阻害剤

・経口エトポシド△ トポイソメラーゼU阻害薬

・ゲムシタビン△△ 代謝拮抗薬

・イフォスファミド△? アルキル化剤 出血性膀胱炎

・ドセタキセル△× 微小管脱重合阻害薬

・ビノレルビン△×× 微小管重合阻害薬

・テモゾロミド△×  脳転移 放射線併用

・併用薬 クレスチン○

これまでの抗がん剤
1)カルボプラチン DNA合成を阻害する
  イリノテカン トポイソメラーゼT阻害薬
2)アムルビシン トポイソメラーゼU阻害
3)イリノテカン トポイソメラーゼT阻害薬
4)アブラキサン 微小管脱重合阻害薬

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小細胞肺がん 進展型 肺がん患者 余命日記
posted by SR400 at 22:42| Comment(5) | 抗ガン剤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ノギテカン 2015年1月3日

ノギテカン(NGT)、トポテカン、ハイカムチン

トポイソメラーゼT型阻害剤

【用法 レジメン】
http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00053055.pdf
小細胞肺癌については、ノギテカンとして、通常、成人に1日1回、1.0mg/m2(体表面積)を5日間連日点滴静注し、少なくとも16日間休薬する。
これを1コースとして、投与を繰り返す。
なお、患者の状態により適宜増減する。

http://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/829.pdf
NGT療法
NGT 1.0 mg/m2, on day1, 2, 3, 4, 5 q3w


【奏効性】
http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00053055.pdf
NGT抗腫瘍効果(CR+PR)
国内で実施された臨床試験において、小細胞肺癌に対する抗腫瘍効果(適格例)は、前期第U相試験(019試験)では28.6%(6/21例)、後期第U相試験(020試験、021試験)では23.3%(24/103例)であった。

http://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/829.pdf
refractory relapseにおいて、MST(生存期間中央値)がAMR 6.2ヶ月 vs. NGT 5.7ヶ月(p=0.0469)と、AMRにより生存期間の有意な延長を認めている

refractory relapse:初回治療に不応または治療は奏功したが治療終了から 90 日以内の再発

http://www.cancertherapy.jp/sclc/2012_04/09.html
2011年の米国臨床腫瘍学会において,二次治療におけるアムルビシン(AMR)とNGT を比較する第III相試験の結果が報告された4)。637例が登録され,MSTはAMR 群7.5 カ月,NGT 群7.8 カ月と有意差を認めなかったが(p= 0.1701), 奏効割合(31.1 % vs.16.9%,p=0.0001),無増悪生存期間(4.1カ月vs. 3.5カ月,p=0.0182),症状コントロールはAMR群で有意な改善を認め,サブセット解析でrefractory relapse においては,AMR群で有意に生存期間が延長していた(6.2 カ月vs. 5.7 カ月,p=0.0469)

http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E10595.htm
53例の進行・再発小細胞肺癌症例(感受例)を対象に、適格例及び完全例における奏効率はそれぞれ21.6%(11/51),23.9%(11/46)であった。



【副作用】
http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00053055.pdf
骨髄抑制:汎血球減少、白血球数減少、好中球数減少、
赤血球数減少、ヘモグロビン減少、血小板数減少等の
重度の血液毒性所見があらわれることがあるので、末
梢血液の観察を十分に行い、異常が認められた場合に
は、抗菌剤・G−CSF製剤・血液製剤投与等適切な処置
を行うこと。

http://www.kenko-msnet.jp/nogitecan.html
 骨髄抑制が大きいことが特徴で,白血球,好虫球,血小板の著しい減少が見られ,重い感染症によって死亡が確認されたケースもあります。

http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E10595.htm
主な毒性は骨髄抑制であり,Grade3以上の発現率は白血球減少58.7%,好中球減少76.1%,貧血45.7%,血小板減少43.5%であり,いずれも回復又は回復傾向が確認された。Grade3以上の非血液毒性は,悪心・嘔吐,体重減少等であり,いずれも低頻度であった。

【催吐性と制吐剤】
ノギテカンの催吐性は軽度リスクに分類される。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/report/201008/100504.html
http://nyugan.info/tt/qa/q6_24.html
http://www.jsco-cpg.jp/guideline/29.html

制吐剤としてデキサートの使用を調べたが、病院によって異なり無投与〜4mgの範囲であった。

適正投与量は個人差があり、小生の場合は1.5mg〜3mg程度と思われる。5日間連続投与なので念のためデカドロン処方も確保しておいた法がよいかも知れない。


【私見】
ノギテカンは日本でのrefractory relapse再発治療の第一選択肢であるAMR(アムルビシン)に較べて総奏効率が低い。(ただし前治療としてエトポシドを使用している場合は、AMR の奏効性が低下し、ノギテカンとの総奏効率は差が無くなる。)
AMRが開発されるまでは、ノギテカンが再発治療のメインであった。
副作用としては骨髄抑制特に好中球減少がある。

小生の場合、特に骨髄抑制が懸念されるので、64%に減量あたりから開始かと思う。

5日間連続投与というのも煩わしいというか身体に負担がかかるので悩ましい。

ということで今の抗がん剤アブラキサンが効かなくなった場合、ノギテカンをチョイスするかどうか決めかねている。


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小細胞肺がん 進展型 肺がん患者 余命日記
posted by SR400 at 18:51| Comment(0) | 抗ガン剤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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