2015年06月11日

放射性抗体による小細胞肺がんの治療法の開発に期待 2015年6月11日

放射性抗体による小細胞肺がんの治療法の開発に期待 2015年6月11日

コメント欄に寄せられた情報です。
早く実用化されるといいですね。

http://www.h.u-tokyo.ac.jp/press/press_archives/20150528.html
http://www.h.u-tokyo.ac.jp/vcms_lf/release_20150528.pdf

発表概要:
肺がんは全てのがんで罹患率、死亡率が最も高いがんですが、がんの成長が速く、転移しやすい小細胞肺がん(注 1)はそのうちの約 15%を占めます。特に、体の他の部分までがんが広がっている段階の進展型小細胞肺がんは、極めて悪性度が高く、いまだに有効な治療法が確立されていません。このため、進展型小細胞肺がんに有効な治療法の開発が求められています。
東京大学医学部附属病院の百瀬敏光准教授、藤原健太郎特任助教、同大学先端科学技術研究センターの浜窪隆雄教授、児玉龍彦特任教授らの研究グループは、放射性同位元素で標識した「がん細胞にのみ結合する抗体」を開発し、本抗体を、小細胞肺がんを移植したマウスに投与したところ、がん細胞を殺傷し、腫瘤を著明に縮小させる効果があることが明らかにしました。本抗体は、小細胞肺がんの細胞で高く発現している膜タンパク質 ROBO1(注 2)を認識する抗体(抗 ROBO1 抗体)を治療用の放射性同位元素であるイットリウム-90(90Y)で標識することにより作製しました(90Y 標識抗 ROBO1 抗体)。同抗体を投与して、がんに集積させることにより、小細胞肺がんを移植したマウスの体内から放射線治療をする「放射免疫療法(注 3)」です。
本研究成果は、将来的には進展型小細胞肺がんの根治または余命の改善に貢献することが期待されます。
本研究は、総合科学技術会議により制度設計された最先端研究開発支援プログラムにより、日本学術振興会を通して助成されたものです。


詳細は上部URLをご参照下さい。


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小細胞肺がん 進展型 肺がん患者 余命日記
posted by SR400 at 15:34| Comment(6) | 小細胞肺ガン(進展型) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月05日

小細胞肺ガン(進展型) 目次

小細胞肺ガン(進展型) 目次

小細胞肺ガン進展型治療情報調査 2013年11月19日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/380650689.html

抗うつ薬イミプラミンが小細胞肺癌に効果 2013年12月09日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/382225557.html

抗うつ薬イミプラミンが小細胞肺癌に効果その2 2013年12月9日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/382276584.html

小細胞肺ガン進展型学習中 2013年12月17日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/382898888.html

がん掲示板 2013年12月22日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/383333950.html

小細胞肺がん掲示板感想 2013年12月23日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/383401888.html

脳転移 2013年12月31日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/384052977.html

予防的全脳照射 2014年1月1日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/384063636.html

小細胞肺がん限局型生存率 2014年1月7日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/384594799.html

予防的全脳照射(PCI)副作用 エビデンス 2014年2月1日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/386703077.html

胸部放射線照射 資料 2014年2月1日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/386725619.html

スタンフォード大学 小細胞肺癌臨床試験(治験)要項 和訳 2014年3月2日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/390308339.html

再発小細胞肺癌診療ガイドライン 2014年8月28日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/404490146.html

駄目もと? 2014年9月5日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/404932663.html

小細胞肺がん進展型の悪性度、再発用抗がん剤、サードライン資料など 2014年9月6日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/404982592.html

Caution 2014年10月6日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/406669633.html

脳転移 メモ2 2015年1月10日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/412127315.html

脳転移整理 2015年1月12日1
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/412231632.html

腫瘍マーカー推移と抗がん剤候補 2015年2月13日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/414012262.html

多剤併用法についての再考など 2015年2月15日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/414116420.html

血液データ推移 2015年2月24日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/414594449.html

医療センター受診結果 2015年2月25日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/414651314.html

腫瘍マーカー推移更新 2015年3月3日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/414977919.html

血液データ、腫瘍マーカー推移 2015年3月3日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/414986580.html

血液データ、腫瘍マーカー推移 2015年3月22日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/416061252.html

左腕の痛み 2015年4月11日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/417129152.html

5次治療以降について 2015年4月30日記述
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/418190153.html

治療における自己責任の宣誓
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/418301397.html

今後の行方 2015年5月4日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/418385507.html

腫瘍マーカー増悪に関する二、三の考察 2015年5月4日
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/418399653.html


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小細胞肺がん 進展型 肺ガン患者 余命日記
posted by SR400 at 17:04| Comment(0) | 小細胞肺ガン(進展型) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月04日

腫瘍マーカー増悪に関する二、三の考察 2015年5月4日

腫瘍マーカー増悪に関する二、三の考察 2015年5月4日

表現がくどいですが、ご容赦ください。

これまで、経過観察での増悪、抗がん剤が奏効せずに増悪、当初は奏効していたのが途中で奏効しなくなって増悪などの増悪パターンがあります。

腫瘍マーカーの推移グラフで振り返ってみます。

腫瘍マーカー増悪の程度2015年5月4日.png

赤丸印の部分は一時治療後の経過観察中に増悪しています。

緑丸印は二次治療の後半部分で増悪したものです。

桃色丸印は三次治療が殆ど奏効せずに増悪したものです。

水色丸印は四次治療の後半部分で増悪したものです。

黄色丸印は五次治療の腫瘍マーカー値で、まだ一点しかないですが、四次治療の最後に較べ若干増悪しています。

無治療や始めから奏効しない場合、腫瘍マーカーの上昇は、他の緑や水色などに較べて大きいことが分かります。

二次治療や四次治療のように、初期には奏効した場合、増悪に転じてもその上昇具合は、無治療や始めから奏効しない場合に較べて緩いことが分かります。

五次治療の黄色は、初期には奏効した場合に近いでしょう。

緑や水色の増悪は、奏効と増悪が拮抗して増悪が勝った結果の増悪だと考えられます。なぜそう言うことが起こるかと言えば、小細胞肺がんに複数のがんが共に存在しているからです。

抗がん剤治療が奏効を目的とするなら、二次治療や四次治療の後半は失敗と捉えられますが、延命効果を目的とするなら緩い増悪期間も延命に寄与しています。五次治療も一点だけですが、延命に寄与していると言えるでしょう(実際二ヶ月延命しています)。

治る見込みのないがん(大半のがんがそうですが)では、どのくらい奏効するかではなく、どのくらい延命できたかがポイントになります。

この点が医療従事者と患者との大きな価値観の違いです。

なお延命治療を中止した場合、悪性度の高い小細胞肺がんステージ4では、あっという間に増悪します。これまでの患者さんやご家族のブログから、余命は数ヶ月程度と考えられます。

緑丸や水色丸は、白金製剤を併用することによって再び奏効することが大いに期待されます。根拠は、二次治療や四次治療に用いた単体抗がん剤に白金製剤であるCBDCA(カルボプラチン)を併用することによって、単剤よりも倍ほど奏効率が高くなるという治験結果や文献が数多く報告されているからです。
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/418190153.html 参照

CBDCAとの併用により骨髄抑制などの副作用が強くなることが懸念される場合は、CBDCAの減量投与や分割投与などにより、あるいはG-CSFやジーラスタを使用することにより回避できます。


以上、これまでの治療経緯より私見を記しました。
ご意見、ご批判をコメントやメールにて受け付けております。


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小細胞肺がん 進展型 肺がん患者 余命日記
posted by SR400 at 15:05| Comment(0) | 小細胞肺ガン(進展型) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今後の行方 2015年5月4日

今後の行方 2015年5月4日

【現状把握 事実の確認】

現在5次治療2クール目(投与量64%に減量)終了

第1クール目後の腫瘍マーカーは若干上昇。
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/418036197.html

第2クール入院中撮影の造影剤CTでは、腫瘍の若干の増大が認められる。

主治医よりソフトに延命治療中止を打診される。


【今後出てくるデータ】

5月8日に腫瘍マーカー用採血
結果は翌週の後半には出る予定

【今後の方向性の見えるであろう日】

5月18日、連休明け初めての呼吸器内科受診日


【予測】
5月8日の腫瘍マーカーにもよるが、造影剤CTの増悪結果より、5次治療中止が濃厚。

6次治療以降の可能性
小生の希望する6次治療以降については、
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/418190153.html
に詳述した。

繰り返しになるが、高知医療センターでは、
1.院内レジメンにない治療方法は適応できない。
2.抗がん剤の初回投与の投与量は100%もしくは20%減量の80%、これ以下の減量はしない。

という鉄板の規則がある。


小生の希望する6次以降の治療の中で、上記1,2の条件を満足するものは、2.ジェムザール単剤、3.ノギテカン単剤あたりだが、いずれも奏効率は低く優先順序の低い治療方法である。当然奏効率の高い白金製剤との2剤併用方法を優先したいが、上記鉄板規則が立ちはだかる。


【結論】
ということで、5月18日に延命治療中止となることが濃厚。


【今後の行く末考察】
さてどうするのか。

大人しくホスピスに行くのか。
身体はまだまだ元気であり、一人でドライブにも出かけ、五台山も出かけ、楽器演奏を楽しんでいる。
とてもそんな気分ではない。

ではどうするのか?

他病院で希望する治療を受け入れてもらえる先を探すのか?
県内では主要な病院は国立、公立病院であり、鉄板規則が厳然と存在する。

腫瘍マーカー、造影剤CTは増悪を示唆しており、時間の猶予はあまりない。


ではどうするのか?

座して死を待つ気は更々無い。

刺し違える覚悟である


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小細胞肺がん 進展型 肺がん患者 余命日記
posted by SR400 at 10:06| Comment(4) | 小細胞肺ガン(進展型) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月02日

治療における自己責任の宣誓

治療における自己責任の宣誓

今後私が希望する治療は、以下の様な治療である。

1.アブラキサン+白金製剤
2.ジェムザール単剤
3.ノギテカン単剤
4.ジェムザール+白金製剤
5.アムルビシン+白金製剤

上記の治療において小細胞肺がんにエビデンスのあるものは、3のノギテカン単剤(成績は別として)であり、その他1,3,4,5は小細胞がんでのエビデンスが充分かと言えば必ずしもそうではない。

また私は現在5次治療中であり、これまでの抗がん剤治療で白血球、好中球、血小板等の骨髄抑制が認められた。

今後の6次以降の治療に於いては、自身抗がん剤の投与量に注意し、副作用の防止に努めるが、予測不能のアクシデントも無いとは言えない。

これらの治療に伴うアクシデントは、患者本人があらかじめあり得るものと心得る次第である。

よって、治療に伴う不利益の発生は、患者である私本人が承知の上であり、その責任の一切は患者である私が負うものとここに宣誓いたします。

             2015年5月2日 SR400


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小細胞肺がん 進展型 肺がん患者 余命日記
posted by SR400 at 17:06| Comment(2) | 小細胞肺ガン(進展型) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月30日

5次治療以降について 2015年4月30日記述

5次治療以降について 2015年4月30日記述

5次治療の奏効性が?になってきたので、今後の行く末についてざっくり考えてみた。記憶のために記してとどめておく。

T.5次治療(SH CDDP+VP-16)の継続の可能性
継続に必要な条件
・増悪が許容範囲であること(腫瘍マーカー、造影剤CTで判断)
・副作用(好中球減少や血小板減少)が許容範囲であること。(現在64%投与であり、副作用は充分許容できている)

U.6次治療以降の模索

0.自己責任の旨一筆書く
1.アブラキサン+白金製剤
2.ジェムザール単剤
3.ノギテカン単剤
4.ジェムザール+白金製剤
5.アムルビシン+白金製剤


1.アブラキサン(微小管脱重合阻害薬)+白金製剤(カルボプラチン:CBDCA)

4次治療のアブラキサン単剤は、増悪によって中止となったが、増悪度合いは緩やかでまだ使い方によっては有効であると思う。

アブラキサンとCBDCAの二剤併用では通常、day1,8,15にアブラキサン(weekly投与)、day1にCBDCA(monthly投与)であるが、この投与だと標準ではday1にアブラキサン100mg/m^2、CBDCAはAUC=6であり、小生の骨髄抑制状態では耐えられない。アブラキサン、CBDCAいずれも大幅な減量が必要だ。アブラキサンメーカーの減量基準
http://abraxane.jp/lung/guideline/page8-4.html


一方改良品であるアブラキサンの前身の抗がん剤パクリタキセルの場合、CBDCAの投与法にはday1(monthly投与)以外にday1,day8,day15の三分割(weekly投与)にした投与方法もある(概ね胸部放射線との併用)。この場合CBDCAの一回当たりの投与量がAUC=2と小さくなるのみならず、パクリタキセルの投与量も大幅に少なくなる(40mg/m^2)。すなわち
weeklyパクリタキセル(40mg/m^2)+weeklyCBDCA(AUC=2)+RAD
http://hosp.gifu-u.ac.jp/center/gan/img/hai140819.pdf


小生の骨髄抑制状態を鑑みた場合、許容できる副作用でのweeklyパクリタキセル+weeklyCBDCA投与量は、weeklyパクリタキセル(50〜60mg/m^2)+weeklyCBDCA(AUC=2)辺りだと思う。

weeklyパクリタキセル(40mg/m^2)+weeklyCBDCA(AUC=2)+RAD法レジメンは、医療センターにもある。ただしネックはRAD胸部放射線だ。もしRADを0にすることが出来れば、このレジメンはそのまま使える。RADを0に出来るかどうかは主治医の判断だ。

以下は岐阜大学での治験中の処方

(研)weeklyCBDCA(AUC2)+weeklyNAB-PTX(40mg/m^2)+RAD
非小細胞肺癌

NAB-PTX=アブラキサン

(研)weekly CBDCA(AUC2)+weeklyPTX(40mg/m^2) 非
小細胞肺癌 RADなし

http://hosp.gifu-u.ac.jp/center/gan/img/hai140819.pdf


肺がん適用ではないが放射線なしのweeklyCBDCA+weeklyPTXレジメンもあることはある。
weeklyCBDCA(AUC2)+weeklyPTX(70mg/m^2)
http://www.saiseikai-hp.chuo.fukuoka.jp/cancer/rejimen/20.pdf
小生にはPTX投与量が少し多いけど、やってやれないことはない。

パクリタキセルの改良剤アブラキサンは、パクリタキセルより奏効性が高い。できれば、weeklyCBDCA(AUC2)+weeklyNAB-PTX(50〜60mg/m^2)での治療を受けたい。


2.ジェムザール(代謝拮抗剤)単剤
1)副作用 概ね軽め
2)SCLCへの実績
単剤でのESCLC(extended-stage small-cell lung cancer)への適用は少ない。
一例
Single-agent gemcitabine in patients with resistant small-cell lung cancer
Ann Oncol (2001) 12 (4): 557-561.
http://annonc.oxfordjournals.org/content/12/4/557

以前邦訳した文献だ、
http://parvicelllungcancer.seesaa.net/article/411742683.html

単剤での奏効性はあまり良くない。総奏効率は13%。


3.ノギテカン(トポイソメラーゼT型阻害剤)単剤
1)副作用
著しい骨髄抑制
2)再発SCLCへの奏効性は低い(13%)


4.ジェムザール(代謝拮抗剤)+白金製剤

1)Results of a Phase II study of carboplatin plus gemcitabine in patients with untreated extensive small cell lung cancer
http://www.lungcancerjournal.info/article/S0169-5002%2804%2900221-1/abstract

対象患者
untreated extensive small cell lung cancer (ESCLC)
ECOG performance status 0/1/2 was 29, 58, and 13%. Median age was 66.5 years (range: 41.3〜83.1), 94% were white, and 50.7% were female.

投与方法
carboplatin (AUC = 5) on day 1 and gemcitabine (1100mg/m2) on days 1 and 8 of each 21-day cycle for 4

Out of 69 patients, 29, 3, and 16 received 4, 5, and 6 cycles of therapy, respectively.

結果
All 69 patients were included in the safety analysis, and 66 patients were evaluable for response.

There were 2 CR (3.0%), 26 PR (39.5%), 23 SD (34.8%), and 15 PD (22.7%) resulting in a RR of 42.5%.

The median survival was 9.2 months (range: <1〜22.6), and the estimated 1-year survival was 33%. The median TTP was 3.9 months (range: <1〜12.8), and the estimated 6-month progression free survival was 24%. The median duration of response was 3.8 months (range: 1.0〜9.9). Out of 69 patients, 29, 3, and 16 received 4, 5, and 6 cycles of therapy, respectively.

副作用
The major Grade 3, 4 toxicities included neutropenia (39.1%), thrombocytopenia (31.9%), anemia (13.0%), and fatigue (4.3%).


CBDCAがday1で(AUC = 5)というとこがきついなあ。
ジェムザールのdays 1 and 8 投与に合わせて、AUC=2〜3でdays 1 and 8 投与だと好適。
ジェムザールの1100mg/m2も、少し減量してほしい。


2)高齢の進行非小細胞肺がんに単剤療法と併用療法はどちらが有用か?:無作為化第II相試験
http://www.carenet.com/news/head/carenet/28721

高齢者に対する化学療法において併用療法の有用性が議論されている。今回、高齢の進行非小細胞肺がん(NSCLC)に対して、隔週ゲムシタビン(商品名:ジェムザールなど)+低用量カルボプラチン(商品名:パラプラチンなど)併用療法が、有効性、安全性、忍容性において容認されるという結果が、無作為化第II相試験で得られた。2012年6月15日付Lung Cancer誌オンライン版に掲載された。著者の浜松医科大学の草ヶ谷氏らは、今回の結果を確認するために多数の患者でのさらなる検討が必要としている。

本試験では、76歳以上の未治療NSCLC患者が、隔週ゲムシタビン+カルボプラチン併用療法(ゲムシタビン1,000mg/m2+カルボプラチンAUC3、1,15日目、4週ごと)に31例、ゲムシタビン単剤療法(1,000mg/m2、1,8,15日目、4週ごと)に30例が、無作為に割り付けられ検討された。患者の平均年齢は79.0歳、主要エンドポイントは全奏効率。

主な結果は以下のとおり。

・全奏効率は、併用療法が22.6%(95%CI:11.4〜39.8)、単剤療法10.0%(95%CI:3.5〜25.6)であった。
・無増悪生存期間中央値は、併用療法が3.9ヵ月(95%CI :0.5〜8.5)で、単剤療法の2.4ヵ月(95%CI:0.5〜6.7)に比べて有意に長かった。
・グレード3/4の血液学的および非血液学的有害事象の発現率は、両群で有意差はなかった。

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ジェムザール1,000mg/m2の隔週投与(1,15日目投与)に合わせて、カルボプラチンAUC3、隔週投与(1,15日目投与)となっている。

小生でもこれくらいなら投与可能だ。

このレジメンは臨床試験中だが、福岡の病院や岐阜の病院にもある。
http://www.saiseikai-hp.chuo.fukuoka.jp/cancer/rejimen/11.pdf
http://hosp.gifu-u.ac.jp/center/gan/img/hai140819.pdf



5.アムルビシン(トポイソメラーゼU型阻害剤)+白金製剤

アムルビシンは単剤使用が多く、CBDCAとの併用は多くない。

A phase II study of amrubicin combined with carboplatin for elderly patients with small-cell lung cancer: North Japan Lung Cancer Study Group Trial 0405
原文
http://annonc.oxfordjournals.org/content/21/4/800.full.pdf+html
和要約
http://pulmonary.exblog.jp/12410714/

背景:
アムルビシンは新しいアンスラサイクリン系の薬剤であり、小細胞肺癌に対して高い効果があることが知られている。
しかしながら、白金製剤と併用する試験は少ない。
高齢者に対して、カルボプラチン+アムルビシンの試験をおこなった。

方法:
ケモナイーブの小細胞肺癌の高齢患者において、アムルビシン(35 mg/m2, days 1〜3) とカルボプラチン(AUC4.0, day1)の併用を3週間ごとにおこなった。プライマリエンドポイントはORR(overall response rate)、セカンダリエンドポイントはPFS(progression-free survival)、OS(Over All Survival)、毒性プロファイル。

結果:
齢中央値76歳(70〜83)、PSは0~1の患者で合計36人。
1人がCR、31人がPR(ORR 89%)。
PFS中央値は5.8ヶ月で、生存期間は18.6ヶ月。
Grade 3〜4の好中球減少が97%の患者でみられ、17%が発熱性好中球減少に陥った。

結論:
アムルビシン+カルボプラチンは高齢者SCLCにおいて、極めて有効であり毒性も許容範囲内である。

**********************************************
Grade 3〜4の好中球減少が97%で、毒性も許容範囲内であるって言い切るのが凄い。
小生は、初回投与はもう少し減量してもらいたい。
アムルビシン(30mg/m2, days 1〜3) とカルボプラチン(AUC3.0, day1)くらいですかねえ。


併用療法をもうひとつ

ED-SCLCに対するCBDCA/CPT併用療法とCBDCA/CPT(SR注:CBDCA/AMRの間違いです)併用療法の無作為化II相試験
http://www.haigan.gr.jp/journal/am/2014a/14a_os24000O-108.html

背景:未治療の進展型小細胞肺癌(ED-SCLC)に対しては,シスプラチン併用療法が標準治療である.シスプラチンの投与が困難な患者にはカルボプラチン(CBDCA)+エトポシド(CE)療法が行われるが,その効果は満足がいくものではない.CBDCA併用レジメンとしては,CBDCA+イリノテカン(CPT)療法やCBDCA+アムルビシン(AMR)療法の有用性が示されており,いずれのレジメンがCEとの比較試験に進む上で適当かを検討するのが本試験の目的である.

方法:未治療のED-SCLC患者が,CI群:CBDCA(AUC 5.0,day1)+CPT(70 mg/m2,day1,8),CA群:CBDCA(AUC 4.0,day 1)+AMR(35 mg/m2,day 1-3),各3週間毎,4-6サイクル,のいずれかに割付けられた.主要評価項目は奏効率(ORR),副次的評価項目は無増悪生存期間(PFS)と安全性とした.閾値奏効率60%,期待奏効率80%,αエラー=0.05,βエラー=0.20とし,各群35例が必要とされた.

結果:2009年12月から2013年3月まで71名(CI群35例,CA群36例)が登録された.患者背景は年齢中央値70歳,男性が84%,PS2が9%であった.ORRとPFS中央値はCI群で79%と5.1ヶ月,CA群で89%と6.2ヶ月であった.Grade3以上の毒性は,好中球減少(CI 53%,CA 89%),貧血(CI 26%,CA 20%),血小板減少(CI 18%,CA 14%),発熱性好中球減少症(CI 12%,CA 29%)であり,治療関連死は認めなかった.

結語:CAはCIより有効性が高く安全性も許容範囲内であり,PhaseIIIのArmとして有望と考える.
第55回日本肺癌学会総会 2014年11月開催

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CA療法でGrade3以上の好中球減少(1,000以下)89%で安全性も許容範囲内・・・。まあG-CSFで対処可能なんで許容範囲といえばそうかもしれない。

CBDCA+アムルビシン(AMR)療法は奏効率が高いし、小生の場合セカンドラインでのアムルビシン単剤の増悪も低かったんで、是非にもトライしたい処方です。どっかやってくれる病院ありませんか?


6.治療を進めるに当たってのいろいろな障害
これまで何とか道を切り開いてきたんですが、様々な障害がありました。忘れないようここに記しておきます。

1)院内レジメンにないものは・・・
いくら国内の他病院や海外にレジメンがあっても、病院内に無いレジメンは適応できない。

院内レジメンが完備されていれば文句は言わないんだが、不完備でそう言われてもなあ。

院内レジメンというのは病院側のため(オンライン化、ミス防止)にあるもので、患者のためにあるものではない。病院の都合でできるできないというのはちょっとねえ。

メニューの少ない定食屋に入ったような気分だ。


2)抗がん剤の初回投与の投与量は100%もしくは20%減量の80%、これ以下の減量はしない。

その理由。最初から大幅減量してしまうと、効果はなくなり毒性(副作用)だけが出てしまう恐れがある。

この論法はおかしい。

抗がん剤を減量すれば、効果も減じるであろうが、副作用も減じると考えるのが普通である。

先の論法に根拠(エビデンス)があればまだしも、根拠(エビデンス)は無い。


小生の体験(1stライン、2ndラインなど)では、80%や64%に減じることによって血小板減少や好中球減少などの副作用は大幅に減少したが、奏効性はさほど落ちなかった。すなわち先の論法とは逆である。

もともとレジメン記載の標準治療は、PS0〜1の元気な被治験患者に対して許容最大量を投与しての治験を元にしている。
PSの1より悪い患者や高齢患者を考慮していないレジメンである。小生のような5次治療なんて言う不適格患者に優等生患者のレジメン最大投与量に近い抗がん剤を投与することは無理がある。

PSの1より悪い患者や高齢患者は切り捨てなのかな?

小細胞肺がん進展型やその他のステージ4のがんの場合、抗がん剤の投与目的は延命治療であり、奏効性よりも延命期間の方が重視される。CRやPRでなくSDでも良いわけである。


その抗がん剤が初回投与でも、小生の場合などは副作用に関する資料とこれまでの治療経験から、どの程度の投与量なら毒性が許容できるか分かる。

たとえば60%が許容投与量であると推定されるならば、初回投与量60%とし、結果(副作用と奏効性)を見る。結果を踏まえて奏効性が低く毒性に余裕がある場合は、二回目の抗がん剤を増量するというアプローチの方が、論理的ではないか。

よしんば60%投与で全く奏効せず副作用が許容限界に近いものであったとしても、それはそれでそのレジメンを中止すればよいだけで、命に別状はなく何ら問題はない。


エビデンスもないのに初回は100%、80%投与しかできないというのは、優等生でないがん患者(多くの患者がそうだと思う)にとっては甚だ不都合な理論というか詭弁に感じる。


無理のない少ない量から始めて、結果を見ながらPDCAしてゆく方が理にかなう。


3)白金製剤の使い方
これは今小生が頭を痛めている問題だ。

4次治療のアブラキサンや2次治療のアムルビシンは、若干の増悪で打ちきりとなっており、CBDCAを少量併用してやれば、まだまだ使える(奏効する)と思う。
またジェムザールも単剤よりCBDCAを併用した方が、奏効率は2倍高い。

CBDCAを併用する場合に頭の痛いのは、レジメンの多くはCBDCAの投与方法がday1投与であり、day1の投与量が多すぎて、副作用が強く出てしまうということにある。


たとえばアブラキサン(副作用は好中球減少)にCBDCA(副作用は血小板減少と好中球減少)を併用した場合、アブラキサン(day1,8,15投与)は単剤投与量の70%に減じたとしても、初日だけにCBDCA(AUC=4〜6)投与されては、好中球減少が強く出てしまう恐れがある。ジーラスタ投与で回避できないことはないが、少なからずリスキーだ。

ここでCBDCAもアブラキサンと同じ毎週分割投与が可能であればCBDCA(AUC=2, day1,8,15)となり大変喜ばしい。

weeklyCBDCA(AUC=2, day1,8,15)+weeklyアブラキサン(50〜60mg/m^2, day1,8,15投与)あたりが今の小生には理想的だ。

CBDCA分割投与のメリットは、副作用を減じることが出来る他に、毎週様子(好中球や血小板)を見ながら投与できることだ。


ジェムザールの場合も、同じ。

ジェムザール(1000mg/m^2、day1,day15)にCBDCA(AUC=3, day1,15)という治験があったが、小生の場合
ジェムザール(800mg/m^2、day1,day15)にCBDCA(AUC=3, day1,15)辺りが好適だ。


アムルビシンの場合は少し難しい。なぜならばアムルビシンはDAY1,2,3投与なので、それに合わせてCBDCAを分割しても期間が短くあまりメリットはない。
アムルビシンの場合は、CBDCA(DAY1投与)として、CBDCAの投与量を減ずるしかない。
アムルビシン(30mg/m2, days 1〜3) +カルボプラチン(AUC3.0, day1)
辺りが小生には好適だ。

あ〜疲れた。

以上、小生の独断と偏見で5次治療以降について長々と記述した。

ご意見等ありましたら、コメントまたはメールにて有り難く承ります。


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小細胞肺がん 進展型 肺がん患者 余命日記
posted by SR400 at 16:20| Comment(2) | 小細胞肺ガン(進展型) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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